ボーヴォワールの世界はとても独特だと思う。
『第二の性』が読みたいけれど、まずこっちから入るのは
間違った選択ではないと思うが、
こういう文になれない人は(私もだけれど)、
何度も分かるまで読む必要があるかも。
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人間について (新潮文庫) 文庫 – 1955/6/28
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あらゆる既成概念を洗い落して、人間の根本問題を捉えた実存主義の人間論。古今の歴史や文学から豊富な例をひいて平易に解説する。
- 本の長さ163ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1955/6/28
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104102124012
- ISBN-13978-4102124017
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 改版 (1955/6/28)
- 発売日 : 1955/6/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 163ページ
- ISBN-10 : 4102124012
- ISBN-13 : 978-4102124017
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 270,711位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 64位フランスのエッセー・随筆
- - 5,027位新潮文庫
- - 9,822位哲学・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難しすぎてあっけなくお蔵入り。
読者の好みで、好き嫌いが非常に分かれやすい本ではあるかと。
これを理解できる人は、他社から羨望のまなざしでみられること間違いないと
思わせてくれるほどの本です。
読者の好みで、好き嫌いが非常に分かれやすい本ではあるかと。
これを理解できる人は、他社から羨望のまなざしでみられること間違いないと
思わせてくれるほどの本です。
2008年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直に言いますと、よくわかりませんでした。
声に出して文章を噛み砕きながら、ゆっくりと読みました。
それでも、よくわかりませんでした。
「超越性を超越する」とは一体どういうことなのでしょう?
私にはまだまだ不勉強でわかりません。
しかし、5ページに1回ぐらい、ひらめきの様にわかる時があります。
そのときの感覚がたまりません。
生きることについての疑問について、
何か答えをもらったような気がします。
もし、全ページの内容を理解できたなら、
どんなに素晴らしいでしょうか。
もう少し、他の実存主義の本を読んでから、
また挑戦したいと思います。その時までは星3つです。
実存主義については、サルトル本人著の 実存主義とは何か がわかりやすかったです。
声に出して文章を噛み砕きながら、ゆっくりと読みました。
それでも、よくわかりませんでした。
「超越性を超越する」とは一体どういうことなのでしょう?
私にはまだまだ不勉強でわかりません。
しかし、5ページに1回ぐらい、ひらめきの様にわかる時があります。
そのときの感覚がたまりません。
生きることについての疑問について、
何か答えをもらったような気がします。
もし、全ページの内容を理解できたなら、
どんなに素晴らしいでしょうか。
もう少し、他の実存主義の本を読んでから、
また挑戦したいと思います。その時までは星3つです。
実存主義については、サルトル本人著の 実存主義とは何か がわかりやすかったです。
2012年4月14日に日本でレビュー済み
この本の中で、ボーヴォワールは私たちに本当の人間の自由を訴えかけてくれます。自由とは、単に邪魔をする人がいないという状態ではありません。自由とは、人間が人間たる理由。いわば「人間を人間たらしめるもの」、「人間の本質」と言えると思います。
「わたくしの建てた家でなくとも、もしもわたくしが住むなら、わたくしの家になり、地面も、もしもわたくしが耕すならば、わたくしの地面になります。事物とわたくしとの関係は、あらかじめ与えられているわけではありません。かたまっているわけではありません。わたくしは、その関係を、一瞬一瞬に創造するのです。」(『人間について』20ページ)
この様に世界と私たちとの関係は初めから決められているのではなく、一瞬一瞬絶えず自分で変えてゆくものなのではないでしょうか。
また、後半に進むにつれて、だんだんと「他人」や「人間の二義性」に話が及んでいったと思います。
私たちは上で述べたような自由な人間であります。そして、当然その周りの他人も自由でありましょう。だから、献身なんてものは簡単にはできません。どんなに良かれと思って行動しても、それは自分の自由性によるものでしかないのです。つまり、子供を進学校に入れることや習い事をたくさんさせるのは子供の自由性ではなく親の自由性なんですね。
また、そのように考えると、私たちは自由な存在でありながら、与件でもあるのではないでしょうか。すなわち、私たちは無限の超越性を持ちながらも、他人には与件として乗り越えられてしまうということです。しかし、その他人の超越すらも私たちは更に乗り越えるのです。この乗り越えて乗り越えられての戦いが本当の交流です。相手の言うことを無視するような人は何も乗り越えていない閉じこもった人です。交流には無関心ではなく積極的に関係性に入ろうとする愛が必要みたいです。
この超越の対象となる目的は無限に現われ続いていきます。超越したら、また超越されるのです。超越されることで自分が存在出来るんです。みんながいるから自分がいて、自分がいるからみんながいるんです。なんにも分からなくても、全力で生きていくことが自分の幸せになっていくんです。そういう意味で、私はいつもこの本に元気をもらっています。
「わたくしの建てた家でなくとも、もしもわたくしが住むなら、わたくしの家になり、地面も、もしもわたくしが耕すならば、わたくしの地面になります。事物とわたくしとの関係は、あらかじめ与えられているわけではありません。かたまっているわけではありません。わたくしは、その関係を、一瞬一瞬に創造するのです。」(『人間について』20ページ)
この様に世界と私たちとの関係は初めから決められているのではなく、一瞬一瞬絶えず自分で変えてゆくものなのではないでしょうか。
また、後半に進むにつれて、だんだんと「他人」や「人間の二義性」に話が及んでいったと思います。
私たちは上で述べたような自由な人間であります。そして、当然その周りの他人も自由でありましょう。だから、献身なんてものは簡単にはできません。どんなに良かれと思って行動しても、それは自分の自由性によるものでしかないのです。つまり、子供を進学校に入れることや習い事をたくさんさせるのは子供の自由性ではなく親の自由性なんですね。
また、そのように考えると、私たちは自由な存在でありながら、与件でもあるのではないでしょうか。すなわち、私たちは無限の超越性を持ちながらも、他人には与件として乗り越えられてしまうということです。しかし、その他人の超越すらも私たちは更に乗り越えるのです。この乗り越えて乗り越えられての戦いが本当の交流です。相手の言うことを無視するような人は何も乗り越えていない閉じこもった人です。交流には無関心ではなく積極的に関係性に入ろうとする愛が必要みたいです。
この超越の対象となる目的は無限に現われ続いていきます。超越したら、また超越されるのです。超越されることで自分が存在出来るんです。みんながいるから自分がいて、自分がいるからみんながいるんです。なんにも分からなくても、全力で生きていくことが自分の幸せになっていくんです。そういう意味で、私はいつもこの本に元気をもらっています。
2011年1月29日に日本でレビュー済み
ノーベル文学賞を辞退したことで有名なフランスの行動する作家・サルトルの、実質的な奥さんであった才媛、シモーヌ・ボーヴォワールの著作です。他のレヴュアーさんも書いておられるように、一般的にはジェンダー論を扱った『第二の性』の作者としてよく知られている方です(私は未読ですが)。
さて本書は150ページにも満たない薄い本ですが、第一部と第二部で構成されています。目次を見ると「行動」「献身」「交流」「他人」などの小タイトルが並んでいて、モンテーニュの『エセー』のような感じなのかな?とか思って気軽に読み始めると、3章目くらいで、この本はちゃんと頭から読まないと話が繋がらない論理的な本であることに気づき、嫌な汗をかきます。
内容も正統派の哲学書であり、哲学書を読みなれていない人間には難しく、一読後も、とても他人にきちんと内容を説明できるレベルまで理解できていないのですが、それでも読んでみて良かったかなとは思わせられました。冒頭の「カンディードの庭」は、サン・テグジュぺリが『星の王子様』等で描いていた思想(キツネが王子に「飼いならす(友達になる)」とはどういうことかを語る場面とか)っぽいな、と思いましたが・・。
「他人」と「自己」の関係について、バッツリ肯定するとか否定するとかという著作ではなく(ボーヴォワールは女性らしい現実感覚の持ち主のようで、難解な哲学を論じながら「現実にわれわれは明日からも他人と生きていかなくてはならないのであるから」という言葉を本書中でよく口にします)、その認識に新たな面を付け加え、深めてくれる本であるのではと思います。一般人にとって具体的・実用的な本ではないですし、正確な理解のためには、実存主義についての解説本などを勉強する必要があると思いますが、一読の価値はあると思います。
さて本書は150ページにも満たない薄い本ですが、第一部と第二部で構成されています。目次を見ると「行動」「献身」「交流」「他人」などの小タイトルが並んでいて、モンテーニュの『エセー』のような感じなのかな?とか思って気軽に読み始めると、3章目くらいで、この本はちゃんと頭から読まないと話が繋がらない論理的な本であることに気づき、嫌な汗をかきます。
内容も正統派の哲学書であり、哲学書を読みなれていない人間には難しく、一読後も、とても他人にきちんと内容を説明できるレベルまで理解できていないのですが、それでも読んでみて良かったかなとは思わせられました。冒頭の「カンディードの庭」は、サン・テグジュぺリが『星の王子様』等で描いていた思想(キツネが王子に「飼いならす(友達になる)」とはどういうことかを語る場面とか)っぽいな、と思いましたが・・。
「他人」と「自己」の関係について、バッツリ肯定するとか否定するとかという著作ではなく(ボーヴォワールは女性らしい現実感覚の持ち主のようで、難解な哲学を論じながら「現実にわれわれは明日からも他人と生きていかなくてはならないのであるから」という言葉を本書中でよく口にします)、その認識に新たな面を付け加え、深めてくれる本であるのではと思います。一般人にとって具体的・実用的な本ではないですし、正確な理解のためには、実存主義についての解説本などを勉強する必要があると思いますが、一読の価値はあると思います。
2007年2月3日に日本でレビュー済み
生きることに一切の迷い、妥協を許さないような精神を感じる。人生で何かに悩み、前も後ろもわからなくなったときに読むといいかも。自分の甘さを感じる。
間違いなく名著だと思う。読んでも、頭がごちゃごちゃする類ではないと思うので気軽にてを出してもとくに問題はないと思う。量的にもたいしたことはないと思いますので。
間違いなく名著だと思う。読んでも、頭がごちゃごちゃする類ではないと思うので気軽にてを出してもとくに問題はないと思う。量的にもたいしたことはないと思いますので。